「市民の声」の公表


詳細内容

瀬谷区から自然を奪わないでください

受付年月 2024年03月
要望区 瀬谷区
事業名 市民からの提案
内容分類 都市整備・開発と住宅 > 土地利用 > 開発・整備計画
対応区分 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等)
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投稿要旨

国際園芸博覧会のための工事が始まりましたが、和泉川と相沢川の源流部分になっている場所を出来る限りコンクリートで覆わずに、土や草地、樹木を残してください。そこにはたくさんの命があります。

人間の都合だけを考えて開発するのは終わりにして、子供たちが自然について学べる場所、市民が心を休めることのできる場所を残してほしいです。

瀬谷区から自然を奪わないでください。

回答

旧上瀬谷通信施設地区の土地利用にあたっては、豊かな水や緑が融合する自然環境を有した現在の地形や、広がりのある農地、隣接する市民の森との連続性など、立地特性を生かしながら土地利用の具体化に向けて検討を進めています。

土地利用基本計画では、観光・賑わい地区、物流地区、農業振興地区、公園・防災地区の4つを配置する計画としています。

相沢川は、現状、コンクリート3面張りの水路となっており、車両が通行する部分は既に暗渠化されていますが、今後、公園区域を中心に、原風景を感じられる水辺空間となるよう、再生の検討を進めていきます。

こうした水辺空間の保全や再生と合わせて、公園・防災地区では、動植物の生息・生育環境の整備を行うほか、既存の樹木や地形を生かして、樹林や草地・湿地など、多様な環境を保全、創出しながら、スポーツなどのレクリエーションや防災など、市民のニーズにも応える公園の整備を目指しています。

観光・賑わい地区は、令和5年2月から、本市が民間事業者から事業提案を募集する公募を行ったところ、三菱地所株式会社様から「KAMISEYA PARK(仮称)〜世界に誇るジャパンコンテンツとジャパンテクノロジーを活用したワールドクラスの次世代型テーマパーク〜」についてご提案をいただき、審査委員会の審査を経て、令和5年9月に、事業予定者として公表しました。

事業予定者からは、「上瀬谷の持つ多様なポテンシャル」を生かすこと、既存環境を継承すること、「農と食」や「Well-being」など、自然・人・社会が調和する新しいライフスタイルを提案する自然をコンセプトとした商業施設を導入すること、グリーントランスフォーメーション(GX)の実証や脱炭素の取組、再生可能エネルギーの活用など、GREEN×EXPO 2027のレガシーを継承することなどをご提案いただきました。持続可能なまちづくりに向けて、事業予定者や関係機関と連携しながら、具体化に向けて検討を進めていきます。

また、主に公園・防災地区を会場予定地として開催される2027年国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」は、気候変動や生物多様性の損失といった、地球規模の環境課題に対する解決策として、環境と共生する暮らしや、自然と最先端技術が融合したまちづくり等の姿を、市民の方々や様々な企業の皆様と共有し、グリーンイノベーションによる新しい社会の実現を目指し、新しいメッセージを横浜から国内外に発信していく博覧会を目指しています。この博覧会は、緩やかな起伏を有した地形や、市民の森へと続く既存樹木などの豊かな自然環境を生かした会場計画としています。

地球環境をふまえた博覧会となるよう努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

問合せ先

都市整備局上瀬谷整備推進部上瀬谷整備推進課
    電話:045-671-2061  FAX:045-550-4098   Email:tb-kamiseyasuishin@city.yokohama.jp

都市整備局国際園芸博覧会推進課
    電話:045-671-4627  FAX:045-212-1223   Email:tb-engeihaku@city.yokohama.jp

公表内容基準日

2024年3月21日   

※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。


この件に関するご意見等がありましたら「市民からの提案」をご利用ください。

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