受付年月 | 2024年02月 |
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要望区 | 全市 |
事業名 | 市民からの提案 |
内容分類 | 交通・道路 > バス > バスダイヤ・定時運行 |
対応区分 | 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等) |
市営バス増便の要望に対する回答を見ていると、定員オーバーの乗せ残しが発生していないから増便しないとの回答がある一方で、同程度の乗客数でも増便できそうに期待を持たせる回答もあります。市営バスの増減便を検討する目安を示してください。
交通局の経営の収支見通しは厳しく、お客様のご利用実態にあわせて運行の効率化を継続していくことが必要と考えています。
加えて、本年4月から、バス乗務員の長時間労働を防ぐ目的として、「改善基準告示」が改正され、乗務員の勤務時間が短縮されます。その結果、必要な乗務員数が増加し、乗務員不足に拍車がかかるため、運行の確保に大変苦慮しているところです。また、現在、若者世代の車離れが加速しており、免許を取得する若者が少なく、バス乗務員のなり手が少ないことも非常に大きな問題となっています。
このような状況の中で、現状の市営バス路線を維持していくためには、バスネットワークを最適化していく必要があると考えており、増便のご要望にお応えするのは困難なことが多い状況です。
市営バスの運行便数に関する基準としては、全車両に搭載している乗降客センサーの集計データを元に、1便あたりに乗車しているお客様の数が、ラッシュ時間帯は概ね50名程度(大型バスの場合)になるよう設定しています。
運行の効率化にあたっては、利用実態、路線別収支、長距離路線、鉄道並行路線、民間バス事業者との並行路線といった観点から総合的に判断しています。
例示いただいた2つの案件については、いずれも、車内の乗車人員数が常時混雑しているとはいえない状況のため、増便に至らないという趣旨の回答であり、異なった基準のもと回答を行っているわけではありません。
なお、240系統は黒字路線であり、減便する予定はありません。
ふれあいバス(緑区・十日市場地区)は、生活支援バスサービス(地域貢献)であり、日中時間帯4便の運行としているものです。大きな利用減はしていないことから、減便の予定はありません。
いただいたご指摘は貴重なものと受け止め、今後の参考とさせていただきますが、諸事情をご賢察の上、ご理解くださいますようお願いいたします。
交通局自動車本部路線計画課
電話:045-671-3194 FAX:045-322-3912
Email:kt-rosenkeikaku@city.yokohama.jp
2024年3月11日
※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。