「市民の声」の公表


詳細内容

市の大規模開発の影響で児童の環境学習ができなくなったり、生態系に影響が出るのは情けないと思います

受付年月 2023年10月
要望区 全市
事業名 市民からの提案
内容分類 公害・環境保全・緑 > 環境保全対策 > その他環境保全対策
対応区分 情報提供その他(既に実施済み・お礼お詫び等)
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投稿要旨

上瀬谷通信施設跡地の谷戸田の保存に関する記事を神奈川新聞で読みました。市立瀬谷小学校の児童が環境学習で利用しているにも関わらず、市の大規模開発の影響で学習ができなくなるのは情けないと思います。また、現存する川の流れを大幅に変えることで生態系に影響が出るのなら、対策が必要だと思います。

回答

旧上瀬谷通信施設地区の土地利用にあたっては、豊かな水や緑が融合する自然環境を有した現在の地形や、広がりのある農地、隣接する市民の森との連続性など、立地特性を生かしながら土地利用の具体化に向けて検討を進めています。

土地利用基本計画では、観光・賑わい地区、物流地区、農業振興地区、公園・防災地区の4つを配置する計画としています。

相沢川は、現状、コンクリート3面張りの水路となっており、車両が通行する部分は既に暗渠化されていますが、今後、公園区域を中心に、原風景を感じられる水辺空間となるよう、再生の検討を進めていきます。

こうした水辺空間の保全や再生と合わせて、公園・防災地区の整備では、和泉川や相沢川で動植物の生息・生育環境の整備を行うほか、既存の樹木や地形を生かして、樹林や草地・湿地など、多様な環境を保全、創出しながら、スポーツなどのレクリエーションや防災など、市民のニーズにも応える公園の整備を目指しています。

観光・賑わい地区は、令和5年2月から、本市が民間事業者から事業提案を募集する公募を行ったところ、三菱地所株式会社様から「KAMISEYA PARK(仮称)〜世界に誇るジャパンコンテンツとジャパンテクノロジーを活用したワールドクラスの次世代型テーマパーク〜」についてご提案をいただき、審査委員会の審査を経て、令和5年9月に、事業予定者として公表しました。

事業予定者からは、「上瀬谷の持つ多様なポテンシャル」を生かすこと、既存環境を継承すること、「農と食」や「Well-being」など、自然・人・社会が調和する新しいライフスタイルを提案する自然をコンセプトとした商業施設を導入すること、グリーントランスフォーメーション(GX)の実証や脱炭素の取組、再生可能エネルギーの活用など、GREEN×EXPO 2027のレガシーを継承することなどをご提案いただきました。持続可能なまちづくりに向けて、事業予定者や関係機関と連携しながら、具体化に向けて検討を進めていきます。

また、主に公園・防災地区を会場予定地として開催される2027年国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」は、近年度重なる異常気象など、地球温暖化に対する危機感が世界中で共有されており、今回の博覧会は、そうした地球規模の課題に対し、自然の力を活かした解決策を示す「グリーン万博」を目指しています。この博覧会は、緩やかな起伏を有した地形や、市民の森へと続く既存樹木などの豊かな自然環境を生かした会場計画としています。

地球環境をふまえた博覧会となるよう努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

問合せ先

都市整備局上瀬谷整備推進部上瀬谷整備推進課
    電話:045-671-2061  FAX:045-550-4098   Email:tb-kamiseyasuishin@city.yokohama.jp

都市整備局国際園芸博覧会推進部国際園芸博覧会推進課
    電話:045-671-4627  FAX:045-212-1223   Email:tb-engeihaku@city.yokohama.jp

公表内容基準日

2023年11月15日   

※上記の内容はすべて公表内容基準日時点のものであり、現在とは異なる場合があります。


この件に関するご意見等がありましたら「市民からの提案」をご利用ください。

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